大学病院で働くデメリットとは

ココが他の病院とは違う!

デメリットも知っておこう

デメリットも知っておこう
多忙である

多忙である

大学病院は3次救急の対応があるため、急な残業が発生するケースがあり、夜勤もあります。患者が退院するペースも早いので入れ替わりが多く、一般病院よりもバタバタしていると言えます。急な対応を強いられることが多いのでなかなか有給が消化できないという悩みも多くあります。そして勉強会や研修があるため、プライベートの時間が削られてしまうというデメリットがあります。看護師としてスキルアップしたいという人は問題ないですが、プライベートの時間を大事にしたいという人にとっては厳しいかもしれません。
こういった多忙であることやプライベートの時間を確保できないことなどが原因で離職率が高い傾向があります。そのため長く務める看護師と若い看護師の二極化が進み、間を取り持つ中堅の看護師がいないことから人間関係がうまくいかないといった問題もあります。年間で10人に1人は離職しているというデータもあり、なかなか厳しい現状と言えるでしょう。

技術の偏り

技術の偏り

大学病院では採血や点滴の処置を医師や研修医が行います。そのため看護業務に専念できるというメリットがある反面、大学病院以外へ転職を考えた場合に採血などの手技が身についていないというマイナスの印象を相手に与えてしまう可能性があります。抗がん剤投与や胃管の挿入なども医師が行うので、この点はデメリットと言えるでしょう。
さらに患者の症状別に部署が細かく分かれていることから、専門性が偏ってしまうというデメリットもあります。ひとつの科で必要な処置や知識が限られているので、看護師としての総合的な能力を身につけたいと考えるのであれば複数の科を経験していく必要があります。

責任が重くなる

責任が重くなる

ある程度経験を積むと教育をする側にまわることになります。そのため新人教育や勉強会の調整などの仕事が増えてきます。また、重症患者の受け持ちも多くなり、責任のある仕事がどんどん増えていくでしょう。そういった業務が精神的に負担になるという人はおすすめできません。そして大学病院で働く場合は必ず委員会に入らなければなりません。通常業務の他に委員会活動のほうにも時間が取られることになりますので、こういった活動に興味がない・面倒に感じるという人もおすすめはできません。良い面ばかりに気を取られて転職し、働き始めてから自分に合っていないことに気づいてしまったということがないよう、ちゃんと確認しておきましょう。

コチラの記事を要チェック!

  • エージェントを利用して仕事探し

    転職をするのであれば看護師向けのエージェントを利用しながら効果的に転職活動を進めていきましょう。ここではエージェント利用のメリットと、当サイトおすすめのエージェントをあわせて紹介していきます。

  • 向いている看護師

    大学病院に向いている看護師とはどのような人なのでしょうか。大学病院は看護師としてのスキルを伸ばすための環境が整っており、多くの経験や学習を得る機会があります。そのため、学び続ける姿勢のある看護師には向いていると言えるでしょう。

大学病院の看護師とは

当サイトでは大学病院とはどのようなところか、看護師として働く場合のメリットやデメリットは何なのか、といったことを紹介しています。興味のある方はぜひ転職を考えてみてはいかがでしょうか。※お問合せ