エージェントなどを利用して転職先を探す方法もありますが、病院のホームページから求人情報を探し、直接応募するという方法もあります。意外とこの方法で転職をする人は多く、看護師の15%ほどは直接病院に応募して転職をしているというデータもあります。自分だけで転職活動をするのは負担も大きいのですが、メリットもあります。どういったメリットがあるのか、そして実例としてどのような求人があるのかをここでは紹介していきます。
直接人材を採用する場合、採用側はエージェントを経由して採用する場合の紹介料の支払いがない分、求職者にとっては採用のハードルが低くなるというメリットがあります。エージェント経由の場合、エージェント側に看護師の年収○%分という紹介料が発生します。中には、エージェント経由ではなく直接応募であれば採用したというケースも存在します。コストがかかるのであれば、そのコストに見合うスキルが求められるため、直接応募よりも厳しい目で見られるのは当然のことでしょう。
エージェントのサポートを受けずに直接応募するのであれば、面接の日程調整などは自分だけで行う必要があります。しかし、エージェントのように担当者を間に挟むことがないので、病院側とのやり取りはスピード感をもって進めることができます。手間はかかりますが時間さえ割ければスムーズに進めることができるでしょう。しかし、複数応募する場合はそれぞれの病院の担当者とやり取りをしていく必要があるため、混乱しないように注意しなければなりません。
採用側としては、エージェント経由で応募されるよりも直接応募してくれた人のほうが意欲があるように感じるものです。断られる可能性もある中で、わざわざ手間のかかる方法で応募してくるという姿勢が、良い印象を与える可能性があるのです。
求職者にとっては直接応募することで意欲を伝えられるというメリットがあり、採用側にとってはコストがかからないというメリットがあります。以下に直接応募を積極的に受け入れている病院を具体例として紹介しますので、参考にしてください。
こちらの東京慈恵看護医科大学のホームページでは、大々的に看護師募集を行っています。教育制度や勤務体制などについても詳しく書かれているので、応募する側にとっても安心して応募できます。
こちらでは実際に働く看護師の一日の流れを動画で紹介しているなど、入職した際のイメージを掴みやすい様々なコンテンツが揃っています。
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次に紹介する日本医科大学病院グループのホームページでは、実際に働いているスタッフへのインタビュー記事を紹介し、職場の雰囲気が伝わりやすいつくりになっています。
基本理念やキャリア支援に対する考えも掲載されており、今後の進路を考えた場合にも参考になる情報が掲載されています。
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転職をするのであれば看護師向けのエージェントを利用しながら効果的に転職活動を進めていきましょう。ここではエージェント利用のメリットと、当サイトおすすめのエージェントをあわせて紹介していきます。
大学病院に向いている看護師とはどのような人なのでしょうか。大学病院は看護師としてのスキルを伸ばすための環境が整っており、多くの経験や学習を得る機会があります。そのため、学び続ける姿勢のある看護師には向いていると言えるでしょう。
当サイトでは大学病院とはどのようなところか、看護師として働く場合のメリットやデメリットは何なのか、といったことを紹介しています。興味のある方はぜひ転職を考えてみてはいかがでしょうか。※お問合せ